2020年2月8日(土)、育児休業給付金が給与の80%引き上げられる方向で政府が検討していることがわかりました。
現在の育児給付金は、育休が始まって6ヶ月までが給与の67%、子供が1歳まで50%が支給されています。
もし80%の引き上げが実現すれば、実質的に育休前の手取り月収とほぼ同じ額が支給されます。
実際に、育児休業給付金が給与の80%引き上げられたとすると
67%→80%
どのくらい変わるか一般サラリーマンの年収で計算してみました♡
育児休業給付金の引き上げはいつから?
2020年2月8日のニュースで少子化対策で男性の育休取得率を向上させる目的で育児休業給付金が引き上げられるということがわかりました!
育児休業(育休)開始後6カ月まで休業前賃金の67%、1歳(一定条件で最大2歳)まで50%を支給する「育休給付金」について、政府が給付率を80%に引き上げる方向で検討していることが8日、分かった。所得税や社会保険料などが免除される分を加味すれば、実質的に育休前の手取り月収とほぼ同額の支給が実現する。
引用元:https://www.sankei.com/life/news/200208/lif2002080034-n1.html
もし実現するとなれば、80%引き上げられますが、所得税や社会保険料などが免除されるので給料と同額がもらえるとのこと!家計は助かりますね!もしかすると男性の育休も増えるかもしれません。
80%引き上げはいつから?
では具体的に育児休業給付金はいつから始まるのでしょうか?
現時点では、具体的な日時は明らかになっていません。
前回の平成19年→50%から平成26年→67%へ引き上げられた時を参考にすると、
平成25年10月25日に厚生労働省が引き上げ案の方針を固め、平成26年4月1日に施行されました。
期間としては、約5カ月。
今回はこう述べています。
3月末を目途に策定する少子化対策の新たな指針「少子化社会対策大綱」に、育休給付金の充実策として、育休中の所得補償を「実質10割」と明記する方向で調整している。
引用元:https://www.sankei.com/life/news/200208/lif2002080034-n1.html
3月末を目途に策定するとのこと。
前回の期間を参考にすると、今回発表があったのは2020年2月8日。
なので5ヶ月後の、2020年7月8日以降になります。
「少子化社会対策大綱」に乗ると言っているので、そこから審議をすることを考えると数ヶ月後の2020年10月以降に方針が固まるのではないでしょうか。
それをふまえて育児休業給付金の80%引き上げ時期を予想すると・・・
開始されるのは、
2020年4月上旬頃には決まっていると予想しました!
育児休業給付金はどんどん上がってきている
育児休業給付金は平成7年から支給されており平成26年は67%が支給されています。
給付率は平成7年4月の導入時から段階的に引き上げられており、平成26年4月以降は最大67%が支払われている。
引用元:https://www.sankei.com/life/news/200208/lif2002080034-n1.html
平成7年からの支給金額を調べてみました。
- 平成7年 25%
- 平成13年 40%
- 平成19年 50%
- 平成26年 67%
- 令和2年 80%予定
平成7年から支給され25年の間に65%も引き上げられていますね!
80%引き上げられますが、所得税や社会保険料などが免除されるのでもらっている給料と同額がもらえるようになるということです。
もしこれが叶うと、男性の育休も増えるのでは?女性も働きやすくなるのでは?そんな政府の願いからの政府の政策のようです。
育児休業給付金の引き上げ後どのくらい変わるか計算してみた
実際に育児休業給付金の引き上げがあったとしてどのくらい変わるのか計算してみようと思います!
67%→80%
年収別で計算してみようと思います。
年収別で計算してみた
一般サラリーマンの年収で計算してみようと思います。2018年のリクナビnextの各年収とボーナスの平均を元に計算してみようと思います。
年収300万円代
- ボーナスの平均額:約41万円
- 平均月収:約25万円
67%→19万円
(内訳)
250,000+34,166=284,166
284,166×67%=190,391
80%→22.7万円
(内訳)
250,000+34,166=284,166
284,166×80%=227,332
22.7万円-19万円=37,000円
80%引き上げ後、育児休業を6ヶ月取得した場合
37,000円×6ヶ月=22.2万円
80%に引き上げられた場合、
6ヶ月間で22.2万円の増額!家計が助かる♡
年収400万円
- ボーナスの平均額:74万円
- 平均月収:28万円
67%→22.9万円
(内訳)
280,000+61,666=341,666
341,666×67%=228,916
80%→27.3万円
(内訳)
280,000+61,666=341,666
341,666×80%=273,332
27.3万円-22.9万円=44,000円
80%引き上げ後、育児休業を6ヶ月取得した場合
44,000円×6ヶ月=26.4万円
80%に引き上げられた場合、
6ヶ月間で26.4万円の増額!家計が助かる♡
年収500万円
- ボーナスの平均額:78万円
- 平均月収:34万円
67%→27.1万円
(内訳)
340,000+65,000=405,000
405,000×67%=271,350
80%→32.4万円
(内訳)
340,000+65,000=405,000
405,000×80%=324,000
32.4万円-27.1万円=53,000円
80%引き上げ後、育児休業を6ヶ月取得した場合
53,000円×6ヶ月=31.8万円
80%に引き上げられた場合、
6ヶ月間で31.8万円の増額!家計が助かる♡
年収600万円
- ボーナスの平均額:98万円
- 平均月収:40万円
67%→32.3万円
(内訳)
400,000+81,666=481,666
481,666×67%=322,716
80%→38.5万円
(内訳)
400,000+81,666=481,666
481,666×80%=385,332
38.5万円-32.3万円=62,000円
80%引き上げ後、育児休業を6ヶ月取得した場合
62,000円×6ヶ月=37.2万円
80%に引き上げられた場合、
6ヶ月間で37.2万円の増額!家計が助かる♡
年収700万円
- ボーナスの平均額:120万円
- 平均月収:46万円
67%→37.5万円
(内訳)
460,000+100,000=560,000
560,000×67%=375,200
80%→44.8万円
(内訳)
460,000+100,000=560,000
560,000×80%=448,000
44.8万円-37.5万円=73,000円
80%引き上げ後、育児休業を6ヶ月取得した場合
73,000円×6ヶ月=43.8万円
80%に引き上げられた場合、
6ヶ月間で43.8万円の増額!家計が助かる♡
年収800万円
- ボーナスの平均額:155万円
- 平均月収:49万円
67%→41.2万円
(内訳)
490,000+125,000=615,000
615,000×67%=412,050
80%→49.2万円
(内訳)
490,000+125,000=615,000
615,000×80%=492,000
49.2万円-41.2万円=80,000円
80%引き上げ後、育児休業を6ヶ月取得した場合
80,000円×6ヶ月=48万円
80%に引き上げられた場合、
6ヶ月間で48万円の増額!家計が助かる♡
結果、67%→80%になると、12%引き上げられますから
半年間で月収の約1ヶ月分が増額されることになることがわかりました!

まとめ
育児休業給付金の引き上げはいつから?どのくらい変わるか計算してみたをご紹介してきました♡
育児休業給付金の引き上げ時期は、3月末を目途に策定するとのことなので、早くても2020年4月上旬頃には日時が決定するかもです!
67%→80%引き上げられると、半年間育休を取得した場合月収約1ヶ月分の増額することがわかりました!
今回は以上になります♪1ヶ月ほぼ月収分の金額がもらえるので、育休を取得する人が増えて子育てしやすい環境につなげて少子化問題を少しても改善して日本人の人口が増えることを願っての政策なのかもしれませんね♡
できれば今の子育て中の家族も対象にしてもらえたらとても嬉しいですけどね♡
最後までお読みいただきありがとうございました^^